風は空気の流れ

ふと立ち止まって思ったことを書いています

梅雨明けの思い出

高校生の頃。

期末テストが終わり、2、3日したら祇園祭宵山です。だいたい宵山の前に雷が鳴って激しい雨が降り、梅雨明けでした。

大学生の頃。

宵山当日に大雨。友達と浴衣で行こう!と決めていたため、雨が止むのを待って出かけました。覚えているのは、友達の家で出かけるまでおしゃべりしていたこと。

あんな宵山、こんな宵山があったなぁ。

梅雨明けといえば宵山、わたしの中ではセットです。

読み書きそろばん

昔から言われている言葉です。

文字が読めて、書けて、計算ができること。

生きていく上で、身につけていないと困ることですね。小学校で教わります。

加えて、書道やそろばんといった習い事もしてきました。

これまではこの言葉から「基礎的なレベル」を想像していましたが、ある文章を読んで気づきました。もっともっと「高度なレベル」を表していたんだ!と。

ただ文字が読めるだけではなくて、何を伝えたいのかを読み解けるか?

文字が書けるだけではなくて、伝えたいことを見た人がわかるように書けるか?

単純計算だけではなくて、計画の見通しや逆算した時間軸の組み立てができるか?

もうすぐ干支がひと回りという頃になって、です。

気づかないよりはマシ、実践していけばいいじゃないかと自分に言い聞かせているところです。

本はいいなぁ

小さい時から本が好き。

図書館、書店はテンション上がります。

電子書籍も場所を取らずいいのですが、物体としての本が好き。

これは母の教育方針とも言えて、おもちゃが欲しいと言っても渋い顔をされましたが、本だけは買ってもらえました。今流に言えば、教育投資でしょうか。

 

一冊の本ができるまで、たくさんの人の仕事があります。どんな製品もそうなのですが、できあがるまでさまざまな工程を経ています。

そう思うと粗末にできません。

本の内容はもちろん、作られた方々に思いを馳せる、そんな気持ちで本を手に取っています。

思ってたんと違う

好きな番組「デザインあ」に「思ってたんと違う」というコーナーがあります。

日常よくある、「思ってたんと違う」

特に買い物、洋服など。試着せずに買う通販だと、写りのいい写真のマジックで素材感が「思ってたんと違う」ことはよくあります。

期待していたもの>実際感じたもの

「がっかりだよ〜」が懐かしいですね。

 

通販のレビューという制度。

あくまで商品に対する個人の感想を書くものです。ここにも「思ってたんと違う」レビューがたくさん。

レビューは、世の中いろんな意見があるなぁ〜程度に受け流すのが吉と思っています。

それぞれ「思ってたん」が「違う」のは、別々の人だから、当たり前。

「思ってたんと違う」からこそ面白い♪となれば余裕です。

春らしい色をまとう

春といえばパステル調と言われる、ほんわりした色が連想されます。

ところが、自分が服として着ると違和感がすごい。

そこで、小さく取り入れることにしています。

暗い色、黒や紺色の面積は少なめにして、ベースカラーとして白っぽいベージュやグレーを活用。

パステルカラーは、首元に巻物で取り入れたり、ソックスにしたり。

白も、増やします。

すぐに夏になるのです。5月下旬からは、夏モード。

白×紺色の夏が来ます。

夏は、コントラスト強めの配色です。

そして上半身は白。素材は麻。

決めてしまっては冒険も挑戦もないかもしれませんが、日常はこれがちょうどいいのです。

好きな組み合わせなのです。

早く夏物が着たい。でも暑いのは勘弁して〜。

おっと、その前に春ですね。

春も思いっきり楽しみたいです。

 

あれ、なんだったっけ

あ、これしなくては、と思って。

書きかけの書類を机に取りに行ったとか、寝室にスマホを取りに行ったとか。

 

ところが。達成する直前に忘れてしまう。

いざ、そこに着くと「何しにここへ来たんだっけ?」

どうなってるのか、脳。

 

しばしばありますが、焦らないのが一番。忘れたものは大したことないのかもしれない。

「忘れてしまった自分」に囚われて、時間を無駄にしない方がいい。

焦っても思い出せません。

心が穏やかになる方へ進まなきゃね。

 

そのうち、ふと思い出すこともあります。

ああ、さっきやりたかったのはこれだ。

思い出せてよかった。

こんなくり返しです。

 

ひなまつり

昔のことばかり思い出します。

未来が思い描けないってことでしょうか。

思い出す方が簡単だからかもしれません。

これほどしょっちゅう忘れてしまうのに、昔のことを思い出せるということは、いつまでも覚えているほど印象に残っているということですね。

 

子供の頃のお雛さん。

居間の隣の部屋、電気をつけずぼんぼりだけつけて、ぼーっとした灯に映る人形たち。

ちょっと怖いような、春の宵でした。

 

娘のひなまつり、孫娘のひなまつり、どんどん簡略化してしまっています。

昔はちらし寿司を作って蛤のお吸い物だったのにね。もっと言えば、娘の小さい時は、主役でもないのに着物着てたんですよ。写真撮るから。

仕事してなかったからできたことでした。

自由になるお金は少なかったけど、子供たちとの時間がたくさんありました。

いいことばかり思い出しています。