デザインと関わること
現在勤めている会社に転職して7年。
たまにパッケージのデザインをするけれど、デザイナーと名乗れない、と、ずっと思ってきました。目の前にあるものなら描けるけど、デザイン学科を出てないし、毎日デザインばかりしているわけでもないし。
思えば、事務系から転職したくて色彩関連の資格を取得。それに少しだけ使えるデザインソフトの経験をプラスして、今の会社に就職できました。50歳で、再度デザインにチャレンジ。
自信がないまま、続けてきました。
ある日上司から「自分で制作をする必要はありません。目指したいゴールをイメージして方向性を示す、ディレクションということをやってください。」と言われて、へ?と眼からウロコ。そんな、ディレクションってエラい、有名なひとがやるもんじゃないの…
要するに「考える人になってほしい」と言われて納得。
デザインには、考える部分と実際に制作する部分があります。両方できる人は、一人で独立して全てできる。自分は考えることはできるけれど、表現がイマイチ。ダサい、仕事が速くない、など。
できないことを嘆くより、自分ができることを伸ばす。自分ではできないことは、できる人にやってもらう。そして、自分がデザインに関わっているということに、誇りと責任をもつ。
来期からは、これまでよりもっと仕事が楽しくなりそうです。